
今回は先週に書いた受験体験談の後半をお届けしたいと思います!
2日目は面接試験と実技試験でした。
面接試験は集団面接で、記憶では先生3名に対し生徒5名でした。(

ここまでたくさん書きましたが、正直なところ面接試験の記憶はほとんどありません。



実技試験(自己表現)は楽器で受けました。曲はカプッツィのコントラバス協奏曲より第一楽章を演奏しました。曲自体は中学三年生の初め頃から練習し続けていたのですが、カットを決めたのは私立高校の受験が終了した後でした。カプッツィの他にもスクワイアのダンス・ラ・スティックやマルチェロのソナタよりアレグロなどいくつかの曲を練習して、一番自分が弾きやすい且つ評価に繋がりそうな曲を選びました。コントラバスは金管楽器の部類に分けられていたのですが、なんと受験番号の関係で試験の順番が3番目という(私にとっては)早すぎる順番で、思わず卒倒しかけました。更に一番初めのホルンの受験者が桁違いに上手で、今まで積み重ねてきた微々たる自信が粉々に砕け散ったのを覚えています



試験は最初にチューニングの時間を一分ほどいただき、先生の合図で開始しました。コントラバスは楽器を持参できず、習志野高校の四弦の楽器をお借りして演奏しました。弓と松脂は自分の物を用意していきました。弓は学校の物があったのですが、松脂は無かったと思うのでコントラバスで受ける方は忘れずに持ってきたほうがいいと思います。先程も書きましたが、自信が砕け散ったことで何故か緊張感が無くなり、リラックスした状態(開き直った、とも言います)で臨めたと思います。演奏中はミスも多く、色々と考えることもありましたが一旦細かな思考を停止して、うまく演奏するというよりは一発かましてやるといった勢いで演奏しました。それが良いのかは分かりませんが、一つの方法として参考にしてみてください。たとえ失敗してしまったとしても、最後まで堂々としていた方がいいです。あからさまに落胆の色を見せてしまうと、実際の演奏よりも悪く捉えられてしまうことも少なくありません。勝負は一度きりですから、ミスがあっても最後まで吹き切りましょう。
ということで、2週間に渡り私の受験体験談をお届けさせていただきました。少しでも受験生の皆さんの参考になっていれば幸いです。試験本番まで残りわずかですが、最後まで頑張ってください。先輩として、皆さんにお会いできる日を楽しみにしています


それでは、本日はここまでで失礼します。保健のレポートの発表準備に追われている草gがお送りしました
